初めてマイホームを買う人必見!不動産取得税とは?知らないと損するポイントを徹底解説

「マイホームを買ったら終わり!」と思っていませんか?
実は、家を「買う」だけでかかる税金があるんです。そのひとつが不動産取得税
購入後に突然「納税通知書」が届いて驚く人も多いこの税金。
この記事では、初めての住宅購入者向けに、わかりやすく解説していきます!

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1.不動産取得税ってどんな税金?

不動産取得税とは、「土地や建物を取得したときに一度だけかかる税金」です。
購入だけでなく、新築・贈与・増築なども対象になります。

ポイントは「登記したかどうか」ではなく、「取得した事実」で課税されること。
つまり、契約が成立して実際に所有者が変われば、課税対象です。

相続で家をもらった場合は非課税ですので安心してください。

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2.いつ、どのくらいの金額を払うの?

● 納税のタイミング

家を取得してから、だいたい3〜6か月後に都道府県から「納税通知書」が届きます。
市町村ではなく都道府県に納める地方税という点が意外と知られていません。

● 計算のしかた

不動産取得税は、次の式で求めます。

課税標準額 × 税率(3%または4%)

たとえば、評価額が2,000万円の住宅なら

2,000万円 × 3% = 60万円

この金額を一度に支払うのが基本です。
ただし、後述する軽減措置を使えばかなり安くなります!

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3.知っておくべき「軽減措置」で節税!

マイホームを取得する場合、多くの人が対象となるのが「住宅用軽減措置」です。
以下の条件を満たすと、課税標準額がグッと下がり、結果的に税額も軽くなります。

新築住宅の場合

・床面積:50㎡以上240㎡以下
・自己居住用であること
・平成21年4月1日〜令和9年3月31日までに取得

建物の評価額から1,200万円が控除されます。
つまり、評価額が1,500万円なら、課税対象は300万円!
税率3%でも9万円にまで減ります。

中古住宅の場合

・築年数によって控除額や条件が異なる
・昭和57年以降の新耐震基準を満たす住宅が対象

中古でもかなりの軽減が受けられることが多いので、通知が来たら放置せず、
都道府県税事務所に問い合わせましょう。

📌 注意:軽減措置の内容や条件は年度によって変更される場合があります。
必ず最新の制度を、お住まいの都道府県の税事務所や公式サイトで確認してください。

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4.よくある質問Q&A

Q1. 不動産取得税は毎年払うの?
→ いいえ、「取得時に一度だけ」です。固定資産税とは別の税金です。

Q2. 登記名義を変更しただけでも課税される?
→ 名義変更の理由によります。売買や贈与なら課税されますが、相続による変更は非課税です。

Q3. 納税通知書が届かないけど大丈夫?
→ 原則として都道府県が自動で計算して送りますが、届かない場合は税事務所に確認を。延滞は損になります。

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5.まとめ:知らないと損!軽減措置を必ずチェック!

・不動産取得税は取得時に一度だけかかる地方税
・新築・中古どちらも軽減措置あり!
・制度の内容は年ごとに変わることがあるため、最新情報の確認が大切

マイホームの購入は人生の大きなイベント。
少しでも税金を軽くするために、制度を上手に活用しましょう。

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